■メサマシ 多数 |
小餅に、胡椒をたっぷり入れた味噌をつけて、焼き、2〜3個ずつ竹串に剌す。長い行法の中途で眠くなったころ、僧侶・役付の人々をはじめ参詣者に配る。
このメサマシはオニヨ当日に焼くが、講堂内の竹カザリとミカガミ他の餅や諸道具は、前日に、講堂の仏前(薬師如来)に供えておく。 |
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「竹かざり」3個とミカガミ2個は、講堂の仏前の上方、内陣の長押(なげし)に掛渡された竹竿に、吊しておく。向かって右から「竹かぎり」「ミカガミ」の順に交互に吊す。上の画像左右上に井の字型の竹に挟まれたミカガミが見える。また内陣の柱の外側には、葉のついたカシの木を結びつけて、森厳な気分を漂わせる。行法の際に松明を振りまわすので、火災予防も兼ねているとの事。 |
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講堂の茅葺き屋根には火災予防のために前日から水を撒いて十分に湿らせてある。講堂内の床板もしっとりと水を吸っている色に見える。
境内には、参拝者の暖の為に焚き火があかあかと燃えている。
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